発達障がい児のための運動療育はじめのいっぽ

代表者ごあいさつ

代表者兼統括責任者 松岡 優飛

 

障がいを持つお子様のご両親はいつも「お子様が将来一人で生活できるようにするにはどうすればよいか?」を考えられていると思います。

 

 

お子様の自立を考えるうえで、「勉強をする」「運動をする」「友達をつくる」などの活動はとても大切ですが、これがなかなかに難しいです。

 

なぜならお子様の症状は実にさまざまで「姿勢が悪い」「落ち着きがない」「偏食である」「こだわりが強い」「ものにぶつかる」「手先が不器用」「読み書きが苦手」「整理整頓が苦手」「大きな音が苦手」・・・などの強い特徴がみられるからです。

 

最近はテレビゲームで個々が遊び、家族で過ごす時間も減り、子供たちを取り巻く育ちの環境は大きく変わってきました。

 

つまり身体を動かす時間や人とコミュニケーションをとる時間が減ることになり、遊びを通して「運動能力」「社会性」「耐性」「人を思いやる心」などを自然に培う機会が減るということにつながります。

 

私は障害をもつ子供たちがまわりの皆と同じように勉強したり、運動したり、友達を作ったりするにはどうすれば良いか?を考えていくうちに、もっと基本的な感覚(五感や平衡感覚、固有感覚)を訓練する必要があると思うようになっていきました。

 

運動や遊びを通して感覚統合を行い、ストレス発散に繋げていく。ストレスがあれば子供たちの潜在能力が引き出しにくくなります。

 

また習慣の力を利用して良い行動を繰り返し行い、正のスパイラルを生み出していきます。良い習慣は人を大きく成長させます。

 

それらに加えて子供達に徹底して寄り添っていく。子供達の成長には安心感が必要と考えているからです。

 

日々の生活の中で必要なスキルを身に着ける方法はいくつかありますが、運動を通して学びを深めていくことが我々の特徴です。

 

しっかりとした感覚の土台を築くことが「勉強をする」「運動をする」「友達をつくる」などの第一歩となります。

 

そしてこの一歩一歩が自分らしく生きるための大きな道になり、やがてその道が「子供たちの自立した未来」につながっていくのだと信じています。

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