私たち「いっぽグループ」では児童発達支援・放課後等デイサービス・就労継続支援B型事業所を運営しており、障がいを持たれている方を長期的にサポートします。
障がいを持つお子様のご両親は「お子様が将来一人で生活できるようになるのだろうか?」と考えることがあると思います。
私たちはこの課題に対し少しでも早い時期から取り組んでいけば改善することが増えていくと考えています。
お子様が成人するころには就職し、自分で生活する必要がでてきますが「この就職」も大きな壁の1つとなります。
将来仕事をもつ上で一番重要なことは何なのかと企業に尋ねると「コミュニケーション力」と「継続力」だと言われます。
この「継続力」は言い換えると自分が嫌だと思うことに取り組める力、若しくは失敗してもめげずに再び取り組める力と言い換えることができると思います。
また、これからの時代は「正解」にあふれかえる時代になると言われています。
料理をする時も「クックパッド」をみれば簡単に料理ができる。
何か工作をしようと思えば「ユーチューブ」ですぐに作り方を教えてもらえる。
文章を作成しようと思えば「Chat GPT」がいくらでも文章を提供してくれる。
これらの状況は「失敗できるチャンス」が失われているとも言えます。
仕事に話を戻すと、「お金を稼ぐ=人の役に立つため」には世に溢れかえっている正解をマネするだけではだめだと言うことです。
ネットに乗っていない商品、サービスを世に提供することがこれからの仕事になると思います。
ネットに乗っていない商品やサービスを新たに作りだすなら「非常に強い好奇心」と「失敗を恐れない気持ち」、「続ける根気強さ」が必要です。
この事から、新たな時代を迎える子供達には是非「得意を伸ばすこと」と「失敗にめげないこと」、「続けること」を学んでいってほしいと思っています。
こうした考えのもと私たちは楽しむ!得意を伸ばす!苦手に挑戦する!を軸に学びのバランスを保ちながら療育を行うように心がけています。