等の特徴がみられます。
精神障がいをもたれている方はさまざまな症状・状況に置かれています。それゆえに、抱える問題はひとそれぞれであり、対処する方法も違ってきます。ただ、抱える問題は十人十色なれど、その問題を解決するのはいつでも「ご本人の力(解決しようとする思い)」だということです。
そうしたご本人の力を引き出すには知らず知らずに蓄積されている「心をむしばんでいるストレス」を解消するのが一番です。
ストレスは「自分から生み出されるストレス」「環境から生み出されるストレス」「対人関係から生み出されるストレス」などたくさんありますが、スポーツはそうしたストレスを解消し、本人の前向きな力を引き出す効果があるといえます。
私たちは普段どのように時間を費やしているか?を考えてみます。
大きくわけると動物的時間(睡眠・食事・排泄)、社会的時間(仕事・学業・家事など)、文化的時間(スポーツを含むレジャー、趣味、余暇)で過ごしています。
心に病があると上記の内、動物的時間に狂いが出てくるといわれています。
誰しも朝に目を覚まし、夜には就寝するなど約24時間のリズムを刻む体内時計の機能をもっています。
この体内時計の機能により朝に目が覚めた時に脳が光を感じ、各臓器を働かせ、ホルモンを分泌し、人の身体は活動状態になっていきます。外界の光は、この時計に時間を知らせ、針を調節するような役割だといえます。
1日のリズムを刻んでいる体内時計ですが狂うと病気になりやすくなるといわれています。
午前中にかけて分泌される血圧を上げるホルモンが、体内時計の乱れによって、朝、分泌されにくくなると昼と夜の血圧の差が無くなってしまいます。
すると、心疾患や脳血管疾患のリスクが上がり、脳梗塞や心筋梗塞の発症につながります。
こうした障害や疾患が起こりやすくなることを考えれば、規則正しい生活を心がけ、体内時計が狂うことがないようにすることが大切であると言えます。
排
普段特に意識することのない排泄ですが、一日の活動を充実したものとするにはとても大切なのが排泄です。
運動にはこうした一日のリズムを正常にし、健康的な身体を維持する役目を持っています。
意外と気づきにくいのがスポーツをすると「見た目の改善」がおきるということです。
具体的には運動しやすいように運動着を着たり、そのスポーツにあった服装をすることにより見た目がかっこよくなるということです。
その他にも「本人の自信回復」、「周囲の誤解、偏見が軽減」したりと、生活機能の改善がおこります。
運動・スポーツをするのに大人も子供も関係ありません。
どんな年齢でも良い効果をもたらします。
どんどん、運動・スポーツを行ってみてください!
きっと、良い効果が出てくるはずです。