我々が考えるスポーツとは・・・
スポーツとは本来楽しく身体を動かす
発達障がい児は見た目ではわかりにくい不具合を抱えています。
机に向かって30分以上座れない(落ち着きがない)、細かい作業が苦手、ある特定の学習が極端に苦手、コミュニケーションがとれないなどさまざまです。
これらは本来成長とともに統合されていくはずの原始反応が残っているせいかもしれません。
原始反応とは・・・
原因としては脳機能障害などがよくきかれ、それらの障害のため脳自体の発達が遅れてしまうといわれることが多いです。
ではどうすれば脳機能の発達をサポートできるのでしょうか?
塾や学校で勉強し続けるなど、アプローチの方法はいくつかあるとは思います。
しかし、我々は様々な感覚や感情を刺激、発達させるために、あそび、運動を通じた運動面からのアプローチを採用しています。
スポーツの語源は「気晴らし」や「遊び」です。
気晴らしになる必要があるのだから、マニュアルにそって強制的に運動をさせたのでは子供たちは面白く感じないし、運動が嫌いになっていくでしょう。
スポーツ指導での基本はまず初めに「おもしろい」「わくわくする」を子供たちに体験できるようにすることです。
型にはめるやり方は捨て、その子に合った「自由なやり方」で運動を行うことで「おもしろい」「もっとうまくなりたい」という気持ちが生まれてくるはずです。
子供たちが自分で「もっとうまくなりたい」と思うようになって初めて型やフォームを提案すればいいと考えています。
楽しみながら始めれること、これがスポーツの素晴らしいところです。