グループホームについて

グループホームの利用方法、利用後の流れについて詳しくお伝えいたします。

障がい者グループホーム(共同生活援助)について詳しく説明致します!

障がい者グループホームとは・・・

障害者グループホームとは、身体的・知的障害、精神障害などのある人々が、共同生活を営みながら、自立支援や社会参加を目的として運営される住居施設のことです。

 

障害者グループホームは、一般的なアパートやマンションを改装したり、新築された建物を利用して、数人から十数人程度の少人数で生活するグループホームや、大規模な施設も存在します。入居者は自分自身で日常生活を送るためのスキルを身につけるための支援を受けながら、食事や清掃などの共同生活のルールを守りながら暮らします。また、利用者の特性に合わせた医療やリハビリテーション、教育支援なども行われ、地域社会との交流や外出活動なども行われることがあります。

 

障害者グループホームは、障害者自立支援法に基づく社会福祉施設の一つであり、地方自治体や社会福祉法人などが運営する場合が多いです。

施設利用できる対象者は・・・

障害者グループホームの対象者は、身体的・知的障害、精神障害などのある人々で、自宅での生活が困難な場合に、共同生活を営みながら、自立支援や社会参加を目的として運営される住居施設を利用することができます。

 

具体的には、以下のような方々が対象となります。

 

  • 身体的・知的障害、精神障害などがある方で、自宅での生活が困難な方
  • 自分自身での日常生活が困難な方で、生活支援や介護が必要な方
  • 家族の介護が困難な方、または家族がいない方
  • 社会との交流や外出活動が難しい方
  • 施設内での共同生活に適応できる方

 

ただし、障害者グループホームは、地域のニーズや入居者の状況に応じて運営が異なるため、詳しい対象者については、各施設に問い合わせることが必要です。

障害者グループホームの役割

障害者グループホームの役割には、以下のようなものがあります。
@自立支援の促進
障害者グループホームは、入居者が自立した生活を送るためのスキルを身につけるための支援を行います。入居者が自分自身でできることを増やすことで、日常生活の質の向上や、将来的に自分で暮らせるようになるための準備をします。

 

A共同生活のルールの習得
障害者グループホームは、複数の入居者が共同で生活するため、ルールやマナーの習得を支援します。また、入居者が持つコミュニケーション能力や社会生活能力を向上させることで、地域社会との交流を図ることも重要な役割の一つです。

 

B医療・リハビリテーションの支援
障害者グループホームは、入居者が持つ障害の種類や程度に応じて、医療やリハビリテーションの支援を行います。入居者がより快適に生活できるよう、必要な医療やケアを提供することが求められます。

 

C地域社会との交流の促進
障害者グループホームは、地域社会との交流を促進することで、入居者が社会に参加しやすい環境を整えます。地域住民との交流イベントの開催や、近隣施設との交流などが挙げられます。

 

障害者グループホームは、入居者の個々のニーズに応じた支援を提供することで、自立した生活を送るための準備を整えることが期待されています。

障害者グループホーム利用までの主な流れ

障害者グループホームの利用までの主な流れは、以下の通りです。

 

@障害者福祉課等への相談
まずは、地方自治体の障害者福祉課や、社会福祉協議会などに相談することが必要です。自分自身や家族、または介護保険サービスなどを利用している場合は、それぞれの担当者に相談することもできます。

 

A見学・面接の申し込み
利用を希望する障害者グループホームを選定し、見学や面接の申し込みをします。この際、施設内を見学することで、入居者の生活や環境を確認することができます。また、面接では入居の条件や手続きについて、詳しく説明を受けることができます。

 

B利用申し込み
見学や面接を行った後、利用を希望する場合は利用申し込みを行います。申し込みに必要な書類や手続きは、各施設によって異なりますが、入居者本人や家族の身分証明書や介護保険証などが必要な場合があります。

 

C選考・合否の通知
利用申し込みを行った後、施設側で選考が行われ、合否の通知が届きます。合格した場合は、入居手続きや入居日の調整などが行われます。

 

D入居
入居日が決定したら、入居する日に合わせて荷物を用意し、入居することになります。入居後は、施設での共同生活や支援を受けながら、自立した生活を送るための準備を整えていきます。

 

以上が、障害者グループホームの利用までの主な流れです。ただし、地域や施設によって異なる場合がありますので、詳細な手順については、各施設に問い合わせることが必要です。

障害者グループホームの1日の流れ

【朝】
・7時?8時:起床、身支度、朝食
・8時?9時:掃除や洗濯などの家事、自己管理トレーニング
・9時?10時:散歩や体操などの運動、レクリエーション、療育プログラム

 

【昼】
・12時?13時:昼食、食後の片付け、休憩
・13時?14時:自由時間、外出支援、読書や手芸などの趣味活動、家事の手伝い
・14時?15時:医療・リハビリテーション、療育プログラム

 

【夕】
・18時?19時:夕食、食後の片付け、休憩
・19時?20時:自由時間、外出支援、レクリエーション、療育プログラム
・20時?21時:入浴、身支度、日記の記入などの自己管理トレーニング

 

【就寝】
・21時?22時:就寝前の支度、夜食の準備
・22時?23時:就寝

 

障害者グループホームでは、入居者の能力やニーズに合わせたプログラムが組まれ、日中は療育やリハビリテーション、運動、レクリエーション、趣味活動などが行われます。また、入居者自身が家事を担当したり、自分で生活スキルを身につけたりすることも支援されます。夜間は、入居者の健康管理や就寝支援が行われます。

障害者グループホームの利用料

障害者グループホームの利用料は、以下のようになっています。

 

・入居費用
障害者グループホームに入居する場合、初期費用として「入居費用」が必要になります。入居費用は、施設によって異なりますが、数十万円から百数十万円程度の範囲内で設定されていることが一般的です。入居費用は、一度払うことでその後の利用料から免除される場合が多いです。

 

・家賃・管理費
障害者グループホームでの生活には、家賃や管理費が必要になります。家賃は、施設の広さや立地条件などによって異なりますが、月額数万円程度から数十万円程度の範囲内で設定されていることが一般的です。管理費は、施設で提供される食事や生活支援、医療・リハビリテーションなどのサービスを利用するために必要な費用で、家賃と合わせて月額数万円から数十万円程度が一般的です。

 

・その他の費用
障害者グループホームでの生活には、その他にも様々な費用が必要になります。例えば、食事や生活用品、医療やリハビリテーションなどのサービスを利用するために必要な費用や、趣味活動などの費用などです。これらの費用は、利用者が実際に利用した分だけ支払う必要があります。

 

障害者グループホームの利用料は、地域や施設によって異なります。また、介護保険制度を利用する場合には、一部の費用が補助されることがあります。詳しい利用料については、各施設に問い合わせることが必要です。

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